サイボウズ Officeの料金はいくら?2コースの違いと人数別の費用を解説
2026.08.24- サイボウズ Officeの料金はいくらですか?
- クラウド版はスタンダードが1ユーザー月額600円、プレミアムが月額1,000円で、最低5ユーザーから契約できます。
- スタンダードとプレミアムの違いは何ですか?
- プレミアムでは標準機能に加えてカスタムアプリを利用できます。予定共有や申請が中心ならスタンダードも選択肢です。
- 基本料金以外に確認したい追加費用はありますか?
- セキュアアクセス、ディスク増設、初期設定、データ移行など、利用条件や導入支援の内容によって追加費用が発生します。
サイボウズ Officeは、予定や社内連絡、申請などを1か所にまとめられる中小企業向けのグループウェアです。クラウド版は、スタンダードが1ユーザー月額600円、プレミアムが月額1,000円で、どちらも最低5ユーザーから契約できます。
ただし、1ユーザー当たりの料金だけでは、自社の予算に収まるかを判断できません。そこで本記事では、人数別の月額と年額を示したうえで、2コースの違い、追加費用、契約前の注意点まで順に解説します。
サイボウズ Officeの最新料金を最初に確認

クラウド版にはスタンダードとプレミアムの2コースがあり、カスタムアプリを使えるかどうかが主な違いです。どちらも初期費用は0円で、電話とメールによるテクニカルサポートが基本料金に含まれます。
コースを比較するときは、最初に1ユーザー当たりの月額・年額と最低契約数を確認しましょう。以下の表示価格はすべて税抜です。
| コース | 1ユーザー月額 | 1ユーザー年額 | 最低契約数 | 主な違い |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 600円 | 7,200円 | 5ユーザー | 標準機能のみ |
| プレミアム | 1,000円 | 12,000円 | 5ユーザー | 標準機能とカスタムアプリ |
年額の7,200円と12,000円は、それぞれ月額料金の12か月分です。年額契約による割引はありません。なお、上表は2024年の価格改定後の料金です。改定前の月額500円や800円が記載された資料ではなく、現行料金を基準に予算を組みましょう。
スタンダードコースは1ユーザー月額600円
スタンダードは1ユーザー月額600円、年額7,200円です。最低5ユーザーからなので、実際に使う人が3人でも月額3,000円、年額36,000円が必要になります。
料金が低いスタンダードでも、主要なグループウェア機能を利用できます。対象となるのは、予定を共有するスケジュール、全社告知を掲載する掲示板、個別に連絡できるメッセージ、休暇や経費の申請に使うワークフロー、書類を保管するファイル管理、メールなどです。
スタンダードで使えないのは、業務に合わせて入力項目や一覧画面を作れるカスタムアプリです。予定の共有や社内連絡、申請、ファイル共有をまとめることが目的なら、スタンダードでも必要な機能がそろいます。
プレミアムコースは1ユーザー月額1,000円
プレミアムは1ユーザー月額1,000円、年額12,000円です。5ユーザーなら月額5,000円、年額60,000円が最低額になります。
スタンダードとの差は1ユーザー当たり月額400円、年額4,800円です。この差額で基本機能が増えるのではなく、追加されるのはカスタムアプリです。カスタムアプリを使うと、顧客台帳、案件の進捗管理、備品の貸出管理、問い合わせ履歴など、いまExcelで管理している情報をWeb上の共有アプリとして運用できます。
注意したいのは、同じ契約内でコースを分けられない点です。営業部の10人だけがカスタムアプリを使う場合でも、契約者全員にプレミアムの料金がかかります。現在使っている台帳や集計作業をカスタムアプリへ移すことで、全員分の差額に見合う効果を得られるか確かめましょう。
最低5ユーザー分の料金が必要になる
実際の利用者が1人でも4人でも、クラウド版の契約は5ユーザーからです。スタンダードなら月額3,000円、プレミアムなら月額5,000円が下限になります。
5ユーザーを超えた後は1ユーザー単位で追加できるため、6人で利用する場合のスタンダード料金は月額3,600円です。人数が変わった場合も、次の式に契約ユーザー数を当てはめれば、月額と年額を計算できます。
- 月額=契約ユーザー数×1ユーザー当たり月額
- 年額=契約ユーザー数×1ユーザー当たり年額
ここでいう5ユーザーとは、5台のパソコンではなく、5人分の利用者アカウントを指します。採用や部署の変更を予定している場合は、現在の人数だけでなく、1年後の想定人数でも計算すると予算を立てやすくなります。
参考:クラウド版 価格 | グループウェア サイボウズ Office
参考:クラウドサービスの価格改定に関するご案内 – サイボウズ株式会社
利用人数別に月額と年額をシミュレーション

社内で予算を決めるときは、1ユーザー当たりの単価ではなく、契約人数を掛けた合計額を確認します。以下の料金はすべて税抜で、年額は月額の12か月分です。
| 利用人数 | スタンダード月額 | スタンダード年額 | プレミアム月額 | プレミアム年額 |
|---|---|---|---|---|
| 5人 | 3,000円 | 36,000円 | 5,000円 | 60,000円 |
| 10人 | 6,000円 | 72,000円 | 10,000円 | 120,000円 |
| 30人 | 18,000円 | 216,000円 | 30,000円 | 360,000円 |
| 50人 | 30,000円 | 360,000円 | 50,000円 | 600,000円 |
| 100人 | 60,000円 | 720,000円 | 100,000円 | 1,200,000円 |
| 300人 | 180,000円 | 2,160,000円 | 300,000円 | 3,600,000円 |
サイボウズ Officeは5ユーザーから契約でき、6人目以降は1ユーザー単位で追加できます。料金は契約ユーザー数に各コースの単価を掛けて計算するため、人数が変わっても計算方法は同じです。
一方、利用人数が増えるほど、2コースの差額は大きくなります。年間差額は1ユーザー当たり4,800円なので、50人では240,000円、100人では480,000円、300人では1,440,000円です。プレミアムを選ぶ場合は、カスタムアプリによって削減できる作業時間や人件費が、この差額に見合うかを確認しましょう。
また、公式では300人までの利用が推奨されています。従業員数が300人前後の企業や、今後300人を超える可能性がある企業は、料金だけでなく、権限管理や情報の探しやすさ、初期設定、社員教育、日々の管理にかかる負担も含めて検討する必要があります。
参考:クラウド版 価格 | グループウェア サイボウズ Office
スタンダードとプレミアムの違い

2コースで利用できる標準機能は共通で、違いはカスタムアプリの有無だけです。どちらを選ぶかは、独自の台帳や管理業務をカスタムアプリへ移すかどうかで判断します。
| 機能 | スタンダード | プレミアム |
|---|---|---|
| スケジュール | ○ | ○ |
| 掲示板 | ○ | ○ |
| メッセージ | ○ | ○ |
| ワークフロー | ○ | ○ |
| ファイル管理 | ○ | ○ |
| メール | ○ | ○ |
| 報告書 | ○ | ○ |
| アドレス帳 | ○ | ○ |
| 電話メモ | ○ | ○ |
| モバイル利用 | ○ | ○ |
| 管理機能 | ○ | ○ |
| カスタムアプリ | − | ○ |
社内連絡や申請をまとめるならスタンダード、Excelで管理している台帳までまとめるならプレミアムが候補です。同じ契約内でコースを分けられないため、カスタムアプリを使わない社員を含めた差額で判断します。
両コースで利用できる共通機能
両コースとも、社内ポータルとして必要な情報をトップ画面に集約できます。当日の予定、全社のお知らせ、申請の承認状況、新着ファイルなどを1か所で確認できるほか、スマートフォンからの利用、管理者向けの設定機能、契約ユーザー数に応じたディスク容量、テクニカルサポートも基本料金に含まれます。
そのため、予定共有や社内連絡、申請、ファイル共有を1か所にまとめることが目的なら、スタンダードでも必要な機能を利用できます。コースを選ぶ前に、Excelなどで管理している台帳をサイボウズ Officeへ移したいかを確認しましょう。
プレミアムだけで使えるカスタムアプリ
カスタムアプリとは、自社の業務に合わせて入力項目と一覧画面を作り、複数人でデータを共有して更新できる機能のことです。プログラムを書かずに画面上で項目を並べて作成します。
作成できるのは、取引先の担当者や対応履歴を残す顧客台帳、受注から納品までを管理する案件台帳、備品の貸出記録、日報などです。Excelファイルをメールで送り合う方法に比べ、どれが最新のファイルか分からなくなる事態を防ぎやすくなります。
一方、入力項目、編集権限、既存データの整理方法、更新期限などのルールは自社で決めなければなりません。本格的に作り込む前に、無料トライアルで実際の台帳を1つ試作し、現場の担当者が無理なく更新できるかを確かめましょう。
プレミアムコースが向いている企業
プレミアムは、複数部署で同じExcel台帳を編集している企業、案件や顧客情報の更新履歴を残したい企業、定型的な管理業務を社内ポータルへまとめたい企業に向いています。
判断の目安になる式は次のとおりです。
年間差額=契約ユーザー数×4,800円
50人で契約する場合、年間差額は240,000円です。台帳への転記、最新版の確認、月次集計、ファイル検索にかかる人件費や、入力ミスの削減効果と比較して判断します。
予定共有や掲示板、申請、ファイル共有が目的の場合や、顧客管理に別のシステムを使っている場合は、スタンダードで対応できます。カスタムアプリを使う部署と頻度を整理し、全ユーザー分の差額に見合うかを確認しましょう。
参考:機能一覧 | グループウェア サイボウズ Office
基本料金以外に確認したい追加費用

初期費用は0円で、テクニカルサポートも基本料金に含まれます。ただし、社外から接続できる端末を制限したい場合や、保存するファイルが多い場合は、オプション料金が加わります。初期設定やデータ移行を外部へ依頼する費用も別途必要です。
| 項目 | 料金 | 単位 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | − |
| テクニカルサポート | 基本料金に含む | − |
| セキュアアクセス | 月額250円 | 1ユーザー |
| ディスク増設 | 月額1,000円 | 10GB |
| データ移行、初期設定、社員教育 | 個別見積 | 作業内容による |
料金はすべて税抜です。全体の費用を計算するときは、基本料金にオプション料金、導入や移行の費用、社員への説明や日々の管理にかかる作業時間を加えます。初年度と2年目以降では費用が異なるため、稟議書では分けて記載しましょう。
初期費用とテクニカルサポート料金
クラウド版の初期費用は0円で、電話とメールによるテクニカルサポートも基本料金に含まれます。自社でサーバーを購入して設置する必要はなく、バージョンアップのための追加ライセンス費用もかかりません。
ただし、初期費用が0円でも、導入に必要な作業まで無料になるわけではありません。利用者の登録、部署や役職の設定、閲覧範囲の設計、既存ファイルや台帳の移行、社内マニュアルの作成には時間がかかります。販売店や導入支援会社へ依頼する場合は、設定や研修の費用も加わるため、製品の初期費用と導入全体にかかる費用を分けて考えましょう。
セキュアアクセスの利用料金
セキュアアクセスは、クライアント証明書を入れた端末からだけ接続できるようにする有料オプションで、料金は1人当たり月額250円、年額3,000円です。
基本契約とは異なり、必要なユーザーだけを1人単位で契約できます。同じ人が会社のパソコンとスマートフォンの両方から利用しても、原則として1ユーザー分です。外出先から接続する営業担当者10人に付ける場合は、月額2,500円、年額30,000円が基本料金に加わります。
導入前に、利用端末が対応しているか、証明書の配布と更新を誰が担当するかを確認します。すべての企業に必要なオプションではありません。社外から接続するか、会社支給端末をどのように管理するかを基に判断しましょう。
ディスク容量を増設する料金
標準のディスク容量は契約ユーザー1人当たり5GBで、契約全体の共有容量として合算されます。10ユーザーなら合計50GB、50ユーザーなら250GBが目安です。
不足する場合は10GB単位で増設でき、料金は10GB当たり月額1,000円、年額12,000円です。50人で250GBの標準容量に対して330GB使う見込みなら、80GB分として月額8,000円が加わります。
必要な容量は、利用人数だけでは決まりません。見積書や議事録が中心なら標準容量に収まりやすい一方、製品写真、動画マニュアル、設計データを保存すると容量を消費しやすくなります。現在のファイルサーバー使用量、年間の増加量、保存年数を調べてから見積もりましょう。別のクラウドストレージを併用する場合は、ファイルの保存先をあらかじめ決め、二重管理を防ぐことも重要です。
初期設定やデータ移行、社員教育にかかる費用
公式の料金表には、導入作業にかかる社員の人件費や作業時間は含まれていません。主な作業は次のとおりです。
- 利用者と組織の登録、役職や兼務の設定
- 部署やプロジェクト単位のアクセス権限の設計
- 休暇や経費など申請経路の作成
- 掲示板のカテゴリと投稿ルールの決定
- 既存ファイルと台帳の整理、不要データの削除、移行
- 移行後のテストと社内マニュアルの作成
- 説明会の実施と、稼働直後の問い合わせ対応
費用は企業規模、移行するデータ量、自社で行う作業と外部へ任せる作業の範囲によって変わります。自社で行う場合は、作業ごとに担当者の時間を見積もり、人件費を計算します。外部へ依頼する場合は、設定範囲、納品物、研修回数、利用開始後の相談範囲をそろえて2〜3社から見積もりを取りましょう。
プレミアムを選ぶ場合は、カスタムアプリの設計とテスト、管理者への操作説明が加わります。初年度の稟議では、ライセンス料にこの一時費用を足した金額を提示します。
月額契約と年額契約の違い

月額契約と年額契約では、1ユーザー当たりの料金は変わりません。違いは支払時期と、契約後に人数やコースを変更しやすいかどうかです。自社の人数変動や予算の組み方に合う契約を選ぶため、まずは主な条件を比べましょう。
| 項目 | 月額契約 | 年額契約 |
|---|---|---|
| 支払単位 | 1か月ごと | 1年ごと |
| 最低契約期間 | 1か月 | 1年 |
| ユーザー追加 | できる | できる |
| ユーザー減少 | できる | 期間中はできない |
| プレミアムへの変更 | できる | できる |
| スタンダードへの変更 | できる | 期間中はできない |
| 途中解約 | 手続きの期限内で可能 | 原則できない |
| 向くケース | 人数が変動する、段階的に広げる | 人数が安定し、予算を年単位で確保する |
月額契約は人数変更や解約に対応しやすい
月額契約は1か月単位で更新されるため、入退社が多い会社や、一部の部署から試験的に始める会社に向きます。
決められた期限までに手続きすれば、ユーザー数の削減やコース変更、解約を月単位で反映できます。たとえば、総務と情報システム部門の10人から始め、社内で使い方が定着してから営業部へ広げる場合も、利用人数に合わせて料金を調整できます。
ただし、申請当日から減額されるとは限りません。契約更新日と申請期限をあらかじめ確認してください。直接契約と販売店経由では、請求方法や変更手続きの窓口も異なります。
年額契約は期間途中の減員や解約ができない
年額契約は1年単位で契約し、期間の途中でユーザーを減らす、プレミアムからスタンダードへ下げる、解約するという手続きは原則としてできません。
一方、契約期間中でも、ユーザーの追加とスタンダードからプレミアムへの変更は可能です。人数を増やす場合や上位コースへ変える場合と、人数を減らす場合や下位コースへ変える場合では扱いが異なります。
利用人数が大きく変わらず、1年分の予算をまとめて確保できる企業には、年額契約が向いています。ただし、契約途中で退職者が出ても、そのアカウント分の料金は契約満了まで残ります。採用や退職の予定、派遣スタッフや業務委託者にもアカウントが必要かを契約前に確認しましょう。
年額払いによる料金の割引はあるか
公式の通常価格では、年額払いによる値引きはありません。スタンダードの年額7,200円は月額600円の12か月分、プレミアムの年額12,000円は月額1,000円の12か月分です。
年額契約の利点は、請求と予算管理を年1回にまとめられることです。ただし、契約期間中の減員や解約ができない点には注意が必要です。
販売店独自のキャンペーンや、導入支援を含むプランが提供される場合もありますが、公式の通常料金とは分けて確認します。比較する際は、表示価格だけでなく、契約期間、更新条件、支援範囲、解約制限も同じ条件でそろえましょう。非営利団体などを対象とする特別ライセンスもありますが、一般企業向けではないため、適用条件を公式ページで確認してください。
参考:クラウド版 購入方法 | グループウェア サイボウズ Office
契約前に知っておきたい料金上の注意点

契約前に、アカウントが必要な人、全社で利用する機能、今後の人数変動を整理しておきましょう。この3点が曖昧なまま契約すると、想定より料金が高くなったり、必要な変更ができなかったりするおそれがあります。
退職者のアカウント、部署で共用しているアカウント、業務委託者の扱いは、費用とセキュリティの両方に関わります。特に確認したいのは、次の4点です。
ユーザー数は端末ではなく利用する人で数える
契約ユーザー数は、パソコンやスマートフォンの台数でも同時アクセス数でもなく、ログインして使う人の数で数えます。
1人が会社のパソコン、スマートフォン、自宅のパソコンの3台から使っても1ユーザーです。逆に、工場の休憩室にある1台の共用パソコンを10人が交代で使う場合は、10ユーザー分の契約が必要になります。
1つのアカウントを複数人で共有すると、誰が閲覧し、更新したのか分からなくなります。見積もり前に、正社員だけでなく、役員やパート、派遣スタッフ、業務委託者を含め、実際にログインする人を数えましょう。休職者や退職者のアカウントをいつ停止するかも決めておきます。
ユーザーごとにコースを分けられない
同じ契約の中で、営業部だけプレミアム、ほかの社員はスタンダードという組み合わせはできません。
プレミアムを選ぶと、カスタムアプリをほとんど使わない社員も含め、契約ユーザー全員に1人月額1,000円が適用されます。50人のうち10人だけがカスタムアプリを使う場合でも、年額は50人分の600,000円となり、スタンダードとの差額は年間240,000円です。
台帳の更新や集計にかかる時間をどれだけ減らせるかを計算し、年間差額と比べましょう。部署ごとに契約を分けると、ほかの部署と予定を共有しにくくなります。無料トライアルで利用する部署と使い方を確かめたうえで、全社で同じコースを選びます。
契約後にユーザー数やコースを変更する条件
契約後もユーザーの追加とコースの変更はできますが、変更できる方向と反映の時期が月額契約と年額契約で異なります。
月額契約は追加、減員、コース変更のいずれにも比較的対応しやすい形です。年額契約では、期間途中のユーザー減少、プレミアムからスタンダードへの変更、解約が原則としてできません。追加やプレミアムへの変更はできますが、残りの契約期間分をどう請求するか、いつの手続きから反映されるかは契約経路によって異なります。
直接契約と販売店経由では、申込先や支払方法、手続きの期限が異なります。増員予定、部署変更の時期、契約更新日を一覧にし、更新前に使われていないアカウントがないか確認しましょう。
30日間の無料トライアルで必要な機能を確かめる
クラウド版では、すべての機能を30日間無料で試せます。ただし、管理者が画面を見るだけでは、現場で使い続けられるか判断できません。料金表だけで契約人数やコースを決めず、次の項目を実際の業務に沿って試しましょう。
- 会議室と参加者の予定を押さえる登録と共有
- 全社と部署別のお知らせを掲示板に出す操作
- 休暇や経費の申請を出し、承認者が承認するまでの流れ
- 過去の議事録や規程をファイル検索で見つけられるか
- スマートフォンからの表示と通知
- 部署や役職ごとの閲覧権限の設定
- プレミアムを検討する場合はカスタムアプリを1つ作成
管理者だけでなく、パソコン操作に慣れていない社員や承認を担当する管理職、外出が多い社員にも試してもらいます。同じ作業を依頼し、説明なしで完了できたか、現在より手間が減ったかを記録すると比較しやすくなります。無料トライアル終了後に自動で料金が発生することはありません。試用中のデータを本契約に引き継ぐ場合は、試用期間の終了から30日以内に発注する必要があります。発注せずに試用を終了した場合、登録したデータは試用期間終了日の翌日から30日後に自動的に削除されるため、継続する場合は早めに手続きしましょう。
参考:無料で試用する | グループウェア サイボウズ Office
クラウド版とパッケージ版の料金の違い
クラウド版とパッケージ版は、サーバー管理の方法だけでなく、現在新規契約できるかどうかも異なります。パッケージ版の基本ライセンスは新規販売を終了しているため、これから導入する企業はクラウド版を検討します。
一方、すでにパッケージ版を利用している企業は、継続や追加などの関連ライセンスと製品サポートの終了時期を確認し、クラウド版への移行計画を立てる必要があります。2026年8月 20日時点の公式案内では、継続や追加などの関連ライセンスは2026年9月 30日、製品サポートは2027年9月 30日をもって終了する予定です。ただし、実際のサポート終了日はサービスライセンスの有効期限によって異なり、これより前に終了する場合があります。以下では、新規導入と既存利用のケースに分けて確認します。
新規導入で利用できるのはクラウド版
これからサイボウズ Officeを導入する場合は、クラウド版が選択肢になります。パッケージ版の基本ライセンスは新規販売を終了しており、クラウド版とパッケージ版を新規契約時に選ぶことはできません。
クラウド版は初期費用0円で、サーバーの用意やソフトウェアのインストール、バージョンアップを自社で行わずに利用できます。ただし、契約人数に応じた月額または年額料金のほか、オプション料金や導入支援費用がかかることもあります。
クラウド版がすべての企業に合うわけではありません。社外から利用する方法、データ保管に関する社内規程、ログイン方法、勤怠や会計システムとの連携も確認します。無料トライアルで使いやすさを確かめ、同じ条件でほかの社内ポータルと比較しましょう。
パッケージ版は新規販売が終了している
パッケージ版の基本ライセンスは、2021年9月 30日で新規販売を終了しました。
現在公開されているパッケージ版の価格表は、主に既存利用者向けです。継続サービス、失効後の再契約、ユーザー追加、プレミアムへのアップグレードなどの料金が掲載されています。検索結果に過去の新規ライセンス価格が表示されることもありますが、現在の販売条件とは異なります。
既存利用者向けの料金は、保有ユーザー数と手続き内容によって異なります。関連ライセンスの販売終了が予定されているため、最新の料金と受付状況は公式ページで確認してください。
既存利用者は継続費用とサポート終了時期を確認する
すでにパッケージ版を利用している場合は、保有ユーザー数、サービスライセンスの有効期限、追加や再契約の必要性、利用中のバージョンを確認します。サーバーの保守費用、バックアップ方法、セキュリティ更新の状況、移行希望時期も整理しておきましょう。
2026年8月 20日時点の公式案内では、継続、再契約、ユーザー追加、プレミアムアップグレードなどの関連ライセンスは2026年9月 30日、製品サポートは2027年9月 30日をもって終了する予定です。ただし、実際のサポート終了日はサービスライセンスの有効期限によって異なり、これより前に終了する場合があります。公開後に状況が変わる可能性があるため、公式ページで最新情報を確認してください。
クラウド版へ移るときは、月額料金のほか、データ移行、閲覧範囲や申請経路の設定、移行テスト、社員への説明にも費用と時間がかかります。移せるデータは、利用中のバージョンやデータの内容によって異なるため、公式窓口へ確認してから計画を立てましょう。
参考:パッケージ版 価格 新規導入をご検討中の方 | グループウェア サイボウズ Office
参考:パッケージ版 価格 Office 10をご利用中の方 | グループウェア サイボウズ Office
サイボウズ Officeが向いている企業
サイボウズ Officeは、5人から300人程度の規模で、予定、社内連絡、申請、ファイルを一か所にまとめたい企業に向いています。
ただし、従業員数や業種が合うだけで、自社に適しているとは限りません。解決したい課題や日常的に使う機能、必要な閲覧制限、社外からの利用方法を整理したうえで、実際の業務を無料トライアルで試しましょう。
5人から300人規模で使いやすさを重視する企業
サイボウズ Officeは最低5ユーザーから契約でき、公式では300人までの利用を推奨しています。そのため、中小企業や中堅企業が社内ポータルを選ぶ際の候補になります。
情報システムの専任者がいない企業や、総務担当者がシステム管理を兼務している企業では、社員が迷わず予定登録、掲示板の閲覧、申請などを行えるかが重要です。
使いやすさは、社員のITスキルによって変わります。パソコン操作に不慣れな社員やスマートフォンを主に使う社員、承認を担当する管理職にも試してもらい、目的の情報へ迷わずたどり着けるかを確かめましょう。300人に近い規模では、部署の設定や閲覧制限、文書の探しやすさも確認します。
社内の予定と連絡と申請を一つにまとめたい企業
予定は個人のカレンダー、連絡はメールやチャット、申請は紙、ファイルは共有フォルダというように、情報の確認先が分散している企業に向いています。
サイボウズ Officeでは、スケジュール、掲示板、メッセージ、ワークフロー、ファイル管理を同じ環境で利用できます。全社休業日の告知、会議室や参加者の予定調整、有給休暇や交通費の申請、議事録や就業規則の共有など、日常的な情報確認の窓口をまとめられます。
ただし、導入しただけで情報が集まるわけではありません。情報の掲載場所、古い規程を更新する担当者、通知の対象を決めなければ、メールや共有フォルダとの二重管理が残ります。導入前に運用ルールと利用頻度を確認しておきましょう。
カスタムアプリでExcel業務を減らしたい企業
プレミアムは、部署ごとにExcel台帳が分かれ、同時編集ができない、最新版が分からない、月末集計に時間がかかる、変更履歴が残らないといった課題を抱える企業に向いています。
カスタムアプリを使うと、顧客、案件、備品、問い合わせなどのデータをWeb上で共有し、担当者別や状況別に並べ替えて確認できます。
ただし、Excelを完全に置き換えられるとは限りません。複雑な計算を伴う分析や、決まった書式で出力する帳票は、表計算ソフトや専用システムのほうが適する場合があります。まず対象の台帳を1つ選び、入力者、閲覧者、更新頻度を整理します。無料トライアルで試作したうえで、年間差額と削減できる作業時間を比較しましょう。現場での利用が見込めない場合は、スタンダードを選ぶほうが費用を抑えられます。
料金以外にも確認したい社内ポータルの比較ポイント
社内ポータルは、月額料金が安くても、必要な機能が不足していたり、社員が使いこなせなかったりすると十分な効果を得られません。そのため、料金に加えて、機能、操作性と検索性、セキュリティ、既存システムとの連携、導入後の支援まで確認することが大切です。
候補を比べるときは、次の5項目を同じ条件で確認しましょう。無料トライアルでも各サービスに同じ作業を行い、結果を記録すると判断しやすくなります。
| 比較項目 | 自社で確認する質問 | トライアルでの確認方法 |
|---|---|---|
| 機能 | 必須機能が過不足なくそろうか | 代表的な業務を最初から最後まで通す |
| 操作性と検索性 | 説明なしで目的の情報に届くか | 部署の異なる3人に同じ作業を依頼する |
| 権限とセキュリティ | 部署別の閲覧制限と退職者の停止ができるか | テスト用アカウントで権限を設定して確認する |
| 連携と移行 | 既存のメールや台帳のデータを移せるか | 実データを一部取り込んで結果を見る |
| 導入と運用の支援 | どこまでが基本料金に含まれるか | 問い合わせを1件出して回答時間と内容を見る |
比較する際は、利用人数、必須機能、契約期間などの前提をそろえ、初年度の総額と2年目以降の年間費用を分けて確認します。
必要な機能が過不足なくそろっているか
機能の多さではなく、自社の困りごとを解決する機能がそろうかで比べます。
スケジュール、掲示板、ワークフロー、ファイル共有、社内検索、メッセージ、モバイル利用、独自台帳などを、必須、あると便利、不要の3段階に分けます。現在の業務について、利用者、用途、利用頻度を書き出しておくと、必要性を判断しやすくなります。
サイボウズ Officeでは、標準機能は2コース共通で、カスタムアプリだけがプレミアム限定です。そのため、Excelなどで管理している台帳を移すかどうかがコース選びの基準になります。
機能が多すぎると設定や社員教育の負担が増え、必要な機能が不足すると別ツールの併用費用が残ります。トライアルでは、代表的な業務を最初から最後まで完了できるかを確かめましょう。
社員が迷わず操作できて情報を探しやすいか
社員が使い続けられなければ、料金を払っても十分な効果は得られません。画面の分かりやすさと情報の探しやすさも、料金と同じように確認します。
トップ画面から何回のクリックで目的の情報へたどり着けるか、メニュー名から内容を理解できるか、3か月前の議事録を検索できるか、重要な通知が埋もれないか、スマートフォンで申請と承認を完了できるかを確認します。
管理者や情報システム担当者だけでなく、入社1年目の社員、承認者となる管理職、パソコン操作が苦手な社員、外出の多い営業担当者にも同じ作業を依頼します。完了までの時間、質問回数、作業を完了できた人数を記録すれば、担当者の印象だけに頼らず比較できます。
権限管理とセキュリティが自社の条件に合うか
部署や役職、プロジェクトごとに閲覧できる範囲を分けられるかを確認します。あわせて、管理者にできること、退職者のアカウントを止める手順、操作履歴、ログイン方法、社外から利用する条件も調べましょう。
サイボウズ Officeには、接続元を制限するIPアドレス制限などの設定があります。利用する端末も制限したい場合は、有料のセキュアアクセスを追加できます。料金は1ユーザー月額250円なので、社外から利用する営業担当者5人に付ける場合は月額1,250円です。
セキュリティ機能を追加するだけでは、情報を守れません。使われていないアカウントの確認、証明書の更新、操作履歴の確認を誰が担当するかも決めておきます。業界の基準や法令を満たすかは、社内のセキュリティ担当者が公式仕様と契約条件を照らし合わせて確認してください。
既存ツールとの連携やデータ移行に対応できるか
導入前に、現在利用しているメールやカレンダー、チャット、ファイルストレージ、人事システム、ログインを管理する仕組み、Excel台帳を書き出します。そのうえで、引き続き使うものと移すものを分けましょう。
標準機能でつなげられるか、外部サービスの追加や開発が必要か、CSV形式でデータを出し入れできるかを確認します。添付ファイルや閲覧制限、更新履歴を移せるかも調べましょう。
連携機能によっては、設定費用や外部サービスの利用料が別にかかります。データを移す前には、重複した情報や古い情報、取引先名の表記の違いも整理します。候補ごとに公式仕様を確認し、実際のデータを一部取り込んで試しましょう。
導入支援と運用後のサポートを受けられるか
初期設定やデータ移行、閲覧範囲の設定、操作研修、マニュアル作成、障害時の問い合わせについて、基本料金に含まれる範囲を確認します。
サイボウズ Officeの基本料金にはテクニカルサポートが含まれます。ただし、個別の業務設計やデータ移行を代行するサービスではありません。問い合わせ窓口と受付時間、回答方法、管理者向け支援、現場社員への研修、稼働後の活用相談を分けて確認しましょう。
情報システムの担当者が少ない企業では、利用料金が安くても、自社で行う作業が多いと担当者の負担が増えます。見積もりでは、ライセンス料と支援費用を分け、どこまで任せられるかを同じ条件で比べましょう。
サイボウズ Office以外の社内ポータルも比較しよう
サイボウズ Officeは、予定共有や申請をまとめたい中小企業にとって有力な選択肢です。ただし、社内ポータルは月額料金だけでなく、必要な機能、使いやすさ、セキュリティ、外部サービスとの連携、導入後のサポートまで確認して選ぶ必要があります。
利用人数や契約期間、必要なオプションなどの条件をそろえ、複数のサービスを比較しましょう。当サイトの比較表では、各社の料金と主な機能を同じ項目で確認できます。自社に合う候補を2〜3社に絞り、資料請求や無料トライアルへ進む際にお役立てください。
社内ポータルの料金・機能を比較表で確認する
※税込表記で記載しております。詳細は各サービスへお問い合わせください。